「正社員」続けるべき？
自分に合った働き方があるのでは？
私はずっとこんな悩みを抱えていました。
悩みを抱えたまま「正社員」にしがみつくのは、一体どうなのか。
・仕事が忙しすぎて、心身共に疲弊している
・ストレスフルな職場
・労働環境改善の希望もない
こんな悩みを持つ人には、選択肢の一つに入れてほしいです。
私は派遣社員になって、２年になります。今の職場環境にとても満足しています。
新しい事を覚えるのはそれなりに大変さはありましたが、あっという間に2年が経ち、安心して働けています。
40代で派遣社員に転職した私の体験談をまじえてお伝えします。
派遣社員に転職して本当に良かった
もう2年になりますが、派遣社員になって本当に良かったです。
あのまま、正社員の肩書きにしがみついていたら、確実に心身共に壊れていた思います。
金銭面の変化はありますが、仕事の負担やストレスは減り、プライベートとのバランスも取れるようになりました。
・子供との生活を充実させる
・プライベートを楽しむ
こんな事が普通にできるようになりました。
収入面の変化はあるので、絶対に満足する選択肢とは言えませんが、「仕事がツラすぎる、心身共に疲弊している」方には、選択肢の一つとして考えてほしいです。
転職した理由
心身共に疲弊し、私生活との両立ができず、このままでは全て壊れてしまうと考えたから。
悪化する職場環境のせいなのか、一緒の働く仲間が相次いで退職。
人手不足も深刻化。
業務も負担も増える一方。
子供はもうすぐ小学生。いわゆる小１の壁。
こどもに手をかけたいタイミングなのに、休みの日も仕事の事を考え、休日出勤もあり、もちろん残業もある日々。
退職を決めるまでには、1年かけて、上司にも相談を重ね、労働環境の改善に取り組み、あらゆる手は尽くしました。
その上で、自分がどうしたいかを考えた末、20年近く務めた会社は退職、派遣社員への転職を決めました。
派遣社員でよかった点
・働き方を選べる
・業務の負担が激減
・土日祝日がしっかり休める
・残業はほとんどない
・家から近い職場を選べる
など、良いこと事だらけです。
働き方を選択できる
家から数分のところに会社があるため、通勤のストレスが無くなりました。
満員電車に乗ることもなくなりました。
ほとんど残業がないので、勤務後の時間を有効に使えます。
業務の負担が激減
業務の範囲が限定されているので、幅広く任されることはありません。
仕事をため込むこともありません。
派遣会社が変わっても、同様です。
派遣で働くメリットですね。
土日祝日がしっかり休める
土日祝日にしっかり休むことができ、休日出勤もありません。
休みの日に仕事のことを考えなくなりました。
子供の用事に余裕もって付き添えるようになりました。
もう以前のような無茶な働き方には戻れないなと思っています。
正社員から派遣への転職ってどうなの？
正社員から派遣への転職を考えると、「キャリアダウンでは？」と不安に感じる方も少なくありません。
しかし、一歩踏み出すことで、今までとは違った働き方やライフスタイルの実現が可能になるケースもあります。
実際に、柔軟な勤務形態や自分に合う仕事を求めて、意識的に派遣という選択をする人も増えています。
派遣転職で得られるメリット・失うものとは？
自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる
さまざまな企業で経験を積むことを選べる
特定の業界や職種に特化した仕事も見つけやすい
ただし、失うものも少なくありません。
例えば、ボーナスや退職金がない場合が多いです。（派遣会社によります）
しかし、それ以上のメリットを得ている方も多いのが現状
総合すると、派遣転職は自分のライフスタイルやキャリアプランに合わせた柔軟な選択肢であるといえます。
例えば、子育てや介護と両立させたいと考える人が派遣に転職しています。
自分のペースに合わせて働くことができるからです。
「派遣だと不安定」と感じるかもしれません。しかし、最近では無期雇用派遣も増えています。安定感が得られるケースも少なくありません。
結論として、正社員から派遣になることはリスクばかりではありません。むしろ新たなキャリアの一歩と考えることができます。
正社員より仕事が見つけやすい
正社員に比べて、派遣の方が仕事を見つけやすいですよ。短期間で多くの求人が出るため、選択肢が広がりますね。
仕事を探す際、派遣会社が多くの求人情報を持っていて、希望に合った仕事をすぐに提案してくれます。
派遣会社に登録し、登録時の面接の中で仕事の紹介を受け、数日後には職場見学兼面接→その数日後に結果が来て、翌月から勤務開始という流れも大いにあります。
正社員だと、一時面接→二次面接→最終面接などで少なくとも1か月はかかることがありますが、派遣の場合はスパンが短くて助かります。
「即開始」や「今月勤務開始」などの求人が多く、「２、３か月後から働ける派遣」で求人を探すとみつからない事が多いです。
また、派遣の場合は専門的なスキルを活かせる案件も多いので、自分の経験とマッチしやすいですね。
派遣転職は、柔軟に仕事を選ぶことができる魅力的な選択肢と言えます。
成功した派遣転職者の共通点
正社員から派遣へ転職して満足している人には、実は共通するポイントがあります。
「働き方を見直したい」「自分に合った職場を選びたい」など目的を持って動いた結果、理想のキャリアを描いている人も少なくありません。
ここでは、派遣転職で成功した方々に見られる特徴をご紹介します。
キャリアの方向性が明確
キャリアの方向性が明確なことが、転職成功の鍵を握ります。
正社員から派遣への転職を考える際、明確なキャリアプランが重要です。
理由は、派遣でも自分のスキルを最大限に活かせる仕事を選べるからです。
例えば、IT業界でスキルを磨きたいと考える方がいました。
その方は、派遣を通じて異なるプロジェクトに参加し、多様な技術を習得しました。
このように目標が明確だと、活躍の場を広げられます。
ライフスタイルを重視
派遣を選ぶ理由に、家庭との両立やキャリアチェンジがあります。
正社員の縛られた環境を離れ、子育てと仕事の両立のため、派遣に転身し、勤務時間を調整でき、子どもとの時間も確保できた例があります。
派遣だと収入が不安定、と心配する声もあります。しかし、スキルを身につければ、安定も可能です。
結論、ライフスタイルを優先するなら、派遣転職は十分価値があります。
働き方で選んだ派遣
派遣を選ぶ理由の一つに、柔軟な働き方が挙げられます。これは自分のライフスタイルや価値観を重視できるからです。
仕事に追われるだけでなく、自分の時間を持つことも重要です。
例えば、趣味や家族との時間を大切にしたい場合、派遣を選ぶことで、仕事と生活のバランスを取りやすくなります。
働く場所や時間を選べることで、より自分らしい生活が可能です。
「派遣は安定しない」という意見もあります。しかし、今では長期的に働ける派遣も増えています。そのため、安定性を求める方でも選択肢として考慮できます。
結論として、自分に合った働き方を見つけられれば、派遣は有力な選択肢の一つです。自分の方向性を明確にすることで、充実した生活を手に入れられます。
転職準備
派遣転職を成功させるためには、事前準備が欠かせません。
ただ求人に応募するのではなく、自分の強みや希望を明確にすることで、より満足のいく職場と出会える可能性が高まります。ここでは、正社員から派遣に転身する際に押さえておきたい転職準備のポイントを紹介します。
自己分析を怠らない
自分の強みや弱み、興味を深く理解することで、適切な仕事を選ぶ土台ができます。
自己分析が重要である理由は、自分のキャリアビジョンを明確にし、職種や業界の選択に役立つからです。
これにより、自分に合った職場環境を見つけやすくなります。
「自己分析は面倒だ」と思う人もいるかもしれませんが、それを怠ると、ミスマッチな仕事に就くリスクが増えてしまいます。
自分をよく知り、求める働き方を持つことが、成功の鍵となります。
職務経歴書
職務経歴書は、転職成功の鍵です。転職市場で自分を効果的にアピールするツールです。過去の経験を明確に伝えられる必要があります。
例えば、プロジェクトごとに成果を具体的に記載しましょう。
「売り上げを20％向上」や「3人のチームをリードし、プロジェクトを成功させた」などが良い例です。これで、採用担当者に説得力のある印象を与えられます。
「自分には特にアピールポイントがない」と感じるかもしれませんが、考え方次第で強みを見つけられます。小さな成功も忘れずに書き出しましょう。
結果的に、職務経歴書がスムーズな転職を実現します。自身のスキルと経験を最大限に活かせる道具です。
無期雇用派遣の働き方
正社員から派遣社員への転職を考える中で、「安定性が心配」「収入が続くか不安」と感じる方は少なくありません。
そんな方に注目されているのが“無期雇用派遣”という働き方です。これは、派遣会社と無期の雇用契約を結ぶ方法で、一定の安心感と安定した働き方を両立できる新しい選択肢として注目されています。ここでは、その特徴やメリットについて詳しく見ていきましょう。
同じ派遣先で長く働ける
正社員から派遣に転向し、同じ派遣先で長く働けることには大きなメリットがあります。それは一貫した職場環境がもたらす安心感です。
派遣社員として、同じ職場で働き続けることは、業務に精通しやすく、信頼関係を築きやすいからです。派遣先の企業文化に慣れ親しむことで、仕事の効率も上がるでしょう。
例えば、ある派遣社員は3年間同じ企業で働き、重要なプロジェクトのリーダーを任されるまでになりました。これにより、派遣社員でも専門性を高めながらキャリアアップが可能です。
「派遣だと安定しないのでは？」という声もありますが、無期雇用派遣なら長期にわたり同じ場所で働き、収入面でも安定感があります。
正社員から派遣への転向は、キャリアの新たな形として十分に価値がある選択です。
収入が途切れない
結論として、派遣社員として働くことで収入が途切れにくくなります。
理由は、無期雇用派遣の制度があるためです。これは、雇用期間が定められていないため、安定した収入が期待できるという特徴があります。
例えば、大手企業で無期雇用の派遣社員として働くと、同じ派遣先で長期間働けるケースが多いです。これにより、契約更新のたびに仕事を探す負担も軽減されます。
結論として、無期雇用派遣を選ぶことで、収入が安定しやすくなります。安心して派遣という選択肢を考えてみてください。
まとめ：正社員から派遣社員になるのはもったいなくない
正社員から派遣社員への転職を「もったいない」と感じる方も少なくありません。
ですが、実際には個々の価値観やライフステージに応じた柔軟な働き方の選択肢として、派遣への転職は十分にポジティブな一歩となり得ます。
正社員から派遣社員への転職が決して消極的な選択ではなく、自分らしい働き方を実現するための前向きな決断であることを知っていただければと思います。